【組合ニュース】　幹部研修会を開催

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幹部研修会を開催

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平成26年9月14日

　9月14日(日)、第2回中央委員会に先立ち、講師にコミュニティデザイナーの西上ありさ氏を迎えて、平成26年度幹部研修会を開催しました。
　近年、組合活動もなかなか困難な時代となり、労働組合に入るメリット等、利益の無いことには興味を持たない人が多くなったように感じられます。
　そこで、人と人とのつながりを通じて問題を解決していくという「コミュニティデザイン」が私たちの組合活動にも通じるところがあるのではないかとの思いから、今年度幹部研修会のテーマといたしました。
　講師の西上氏は、大学在学中から兵庫県姫路市家島地区のまちづくりに関わっておられ、同地区で「探られる島」プロジェクト、家島ゲストハウスプロジェクト、ＮＰＯ法人いえしまの特産品開発プロジェクトなどを展開されました。その後も多くのプロジェクトに携わり、主な仕事としては、住民参加による総合計画の策定、集落診断・集落支援、病院づくり、美術館づくりなどの実績をお持ちで、現在は京都造形芸術大学（空間演出デザイン学科）の講師としても活躍されています。

　本部教宣部としては、今回の研修会開催にあたり、特に、①興味のない人に話を持ち掛ける方法（組合勧誘の仕方）②組合活動を盛り上げるための方法（既にいる組合員の満足度を高める）③次世代のリーダーの作り方とバトンタッチの方法の3点が、今後組合活動を行っていくうえで参考になるのではないかと思いました。人間の本質や行動・思考、地域性や世代間のギャップなど、そのあたりを理解してこそ、そこに集う人たちをまとめていくことのできる「コミュニティデザイン」と考えます。
　2時間足らずの講演時間でしたが、西上氏の経験を踏まえたお話は、組合幹部の皆さんにとっても、明日からの活力に繋がるものと期待します。

（教宣部）

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